研究テーマ紹介

■人間の知覚や行動を起点とした都市・地域環境の記述・評価

自分の町の良さを伝えるには,どうしたら良いでしょう.また,自分の住んでいる町と他の町を比較するにはどうすれば良いでしょうか?この研究は,こうした興味を起点としています.
行政の発表している資料を見ると,人口密度,一人あたりの住居面積,車保有数,持ち家率,店舗数,平均収入など様々な統計学的資料でその町に住んでいる人の生活を客観的に表現しようとしています.しかし,こうしたデータで果たして,実際の生活の価値は表現できているのでしょうか?実際にそこで生活している人の視点に立って都市・地域環境を記述・評価するのがこの研究の目標です.